第一志望に合格した大学生、受験生時代に”スマ勉”していた割合は9割以上 ~受験期のスマホ利用時間や勉強での活用方法などを、大学生1,780人に調査~

スタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下スタディプラス)のStudyplusトレンド研究所は、2022年5月27日~6月3日にかけて、学習管理アプリ「Studyplus」上で大学生のユーザーを対象に「大学受験期のスマホを活用した学習に関するアンケート」を実施、1,780人から調査に対する回答を得ましたので概要をご報告します。今回は、第一志望に合格した大学生880人に特にフォーカスした結果を、ユーザーへのインタビューと合わせてご紹介します。

 

「大学受験期のスマホを活用した学習に関するアンケート」”第一志望合格者” に関する結果・5大トピックス

8割以上の第一志望合格者が、受験期にスマホを自由に使っていたと回答
利用時間は「1~2時間」が最多で44.9%、5時間以上の利用も15%以上
スマホの利用時間については、65.1%が「少し制限した方が良い」と回答
受験勉強でのスマホの活用率 = “スマ勉”率 は9割超
”スマ勉”の内容は学習管理や教材アプリの他、ネット検索やSNS活用にも及ぶ

※「大学受験期」は、受験勉強が本格化する”高校3年生の夏頃~卒業”の期間として定義しました。
※スマートフォンを使って勉強することを、”スマ勉” と表現しています。
※現役大学生1,780人に「在学中の大学は、第一志望の大学でしたか?」と質問したところ、第一志望と回答した学生は880人、第一志望ではなかったと回答した学生は900人という結果でした。

 

■大学受験期におけるスマホの利用状況
現代人にとって、手放せないアイテムとなっているスマホ。
便利ではありますが、使い方によっては仕事や勉強の妨げにもなります。
第一志望の大学に合格することができた学生たちが、受験当時どのようにスマホと付き合っていたのか、その実態を聞きました。

【調査項目】
・大学受験期(高校3年生の夏頃~卒業まで)にスマホを持っていましたか?
・大学受験期、1日のうちどのくらいの時間スマホを利用していましたか?

【結果】
・受験期、スマホを自由に活用できた第一志望合格者の割合は、8割超え。
・利用時間のトップは「1~2時間」で44.9%、2位は「3~4時間」は30.9%。
・「5~6時間」が9.2%、「7時間以上」が5.7%と、5時間以上の利用者も15%を超えた。

 

【調査項目】
・受験期にスマホを使うことを制限したほうがいいと思いますか?

【結果】
・数時間以上利用していたという回答が多い一方で、制限すべきか否かを尋ねると「少しした方が良い」と回答した学生が65.1%超え。
・「制限しなくても良い」と回答した割合も、全体の1/4にあたる25.7%となった。
・「在学中の大学が第一志望ではなかった」と回答した大学生(n=900)の同様の質問に対する回答は以下の通り。

<制限しなくても良い>17.9%(161人)

<少しした方が良い>69.3%(573人)

<厳しくした方が良い>12.8%(115人)

 第一志望だと回答した学生と比較すると、「制限しなくても良い」の割合が下がり、「少しした方が良い」「厳しくした方が良い」の割合が上がっている。

・スマホ制限に関する回答の理由について、以下一部コメントの抜粋。

 <制限しなくても良い>

 「スマホで勉強することで隙間時間に継続的な勉強ができる。スマホが勉強にも休憩にも利用できるし、勉強していない方がストレスになって使わないようになる」(第一志望の大学に合格、使用時間5~6時間)

 「過度にスマホを制限することで、かえってストレスが溜まってしまうため。ただし、スマホを触りすぎない環境(自習室で勉強するなど)に身を置くことは必要。」(第一志望ではない大学に合格、使用時間3~4時間)

 

 <少しした方が良い>

 「スマホで調べて解決することなどがあるので厳しく制限する必要はないが、少しは制限して勉強のための時間を作る必要があると思うから。」(第一志望の大学に合格、使用時間1~2時間)

 「息抜きが全くないと精神的にかなりしんどいですし、動画講座をとってる方は必須だと思います。しかし、ついついいじりすぎちゃうと思うのでアプリの使用制限、時間制限が必要だと思います。」(第一志望ではない大学に合格、使用時間1~2時間)

 

 <厳しくした方が良い>

 「私はスマホ依存症と言っていいほど常にスマホを触っていたので、勉強に使うアプリ以外はスクリーンタイムなどで親に無理矢理制限してもらわないと勉強に集中できないくらいだったから。自制できる力があれば制限はいらないと思う。」(第一志望の大学に合格、使用時間3~4時間)

 「自制心がない人は勉強に関係無いことをしてしまうから。自分を律する事ができる人なら使っていい」(第一志望ではない大学に合格、使用時間5~6時間)

 

 

■大学受験期における”スマ勉”の状況
学習においてスマホをどのように活用していたか、その利用状況や利用方法を聞きました。

【調査項目】
・受験勉強のツールのひとつとして、何かしらスマホを活用していましたか?
・具体的にどんなことに利用していましたか?

【結果】
・93.3%が受験勉強でスマホを活用、”スマ勉”をしていたと回答。
・”スマ勉”の具体的な内容は、3つのジャンルがあった。
・一つ目は、”学習をサポートするツール”としての利用。今回アンケートは学習管理アプリ「Studyplus」ユーザーを対象としていたこともあり、「学習時間の管理での利用」は88.8%の割合だった。「学習サポートサイト・アプリの利用(Qanda等)」は13.8%、Zoomを活用したオンライン自習室やLINEでの勉強通話などの「学習空間としての利用」も13.5%という結果だった。
・二つ目は、”学習教材”の利用。スタディサプリ等の「映像授業の閲覧」は45.7%に上り、Abceed等の「学習系アプリの利用」は21.8%、ポルト(現在のStudyplusブック)やLibry等の「電子参考書の閲覧」も10.2%の割合で使用されていた。
・三つ目は、”学習に関する情報交換・情報収集”としての利用。「わからないのことのネット検索」は67.7%、YouTuberの勉強ライブ配信閲覧やTwitterの勉強垢等の「SNSを活用した勉強、情報交換」は35.9%と、高い割合で使用されていた。

 

 

■ユーザーインタビューの紹介
今回、アンケートにご協力いただいたユーザーの大学生の方へ、インタビューを行いました。
その一部をご紹介します。

京都大学医学部1年生・男性
 ・第一志望に合格
 ・受験期のスマホ利用時間は1~2時間、映像授業教材や学習管理でスマホを活用
「受験勉強は、ピーク時は一日12時間は机に向かっていました。基本的には自分の部屋で勉強していたんですが、誘惑対策でスマホはリビングに置いていました。勉強記録は紙に書いておいて、後でまとめて「Studyplus」に入力するようにしていました。中にはスマホにかなり厳しく制限をかける人が周りにいたのですが、それがストレスになってしまい、変に集中力をそがれてしまうようなこともあると思います。受験に本気で取り組んでいる人ほどスマホをうまく活用していた印象です。」

京都大学総合人間学部1年生・男性
 ・第一志望に合格
 ・受験期のスマホ利用時間は7時間以上、映像授業教材や学習管理でスマホを活用
「受験期は、多い時で15時間、少ない時で7~8時間は勉強していました。隙間時間に、YouTubeで『家庭教師のトライ』の世界史の動画などを見ていました。移動中は、『mikan』や日本史の一問一答のアプリを使ってスマホで勉強していました。リュックから本を取り出すよりスマホで手軽に勉強できるのが良かったです。紙をメインで勉強して、デジタルは補助的な使い方です。受験期は勉強以外のアプリはほとんどいれていなくて、SNSもやっていませんでした。」

 

 

◆本調査の概要

  • 調査対象 : 全国の「Studyplus」ユーザー(現役大学生)
  • 回答者  : 1,780名
  • 調査方法 : インターネット調査
  • 調査時期 : 2022年5月27日〜6月3日

 

◆学習管理アプリ「Studyplus」 概要
「Studyplus」は、日々の勉強を記録・可視化し、ユーザー同士でシェアして励まし合うことができる学習管理アプリです。
ユーザーの自己調整学習、学習モチベーションの維持・向上をサポートします。
会員数700万人、大学受験生の2人に1人が利用しています(2022年6月現在)。
https://www.studyplus.jp/

◆電子参考書プラットフォーム「Studyplusブック」 概要
「Studyplusブック」は、出版社と共同で電子教材を提供する電子参考書プラットフォームです。2019年9月から提供していた電子参考書のサブスクサービス「ポルト」を「Studyplus」と統合し、2022年1月より「Studyplusブック」として提供を開始しました。「ポルト」は、2022年3月末で新規課金を終了しました。「Studyplusブック読み放題」、「Studyplusブックコード」という2つのサービスを提供しています。

◆「Studyplusトレンド研究所」 概要
「Studyplusトレンド研究所」は、日本最大級の学習管理アプリ「Studyplus」のユーザーを通じて、次代を担う若者の「いま」を見つめるための研究所です。
若者の学校生活や学習・受験といった側面から、好きなアーティストや消費行動といった生活者の側面まで、これからの新しい時代の「トレンド」を研究していきます。
https://www.trend-lab.studyplus.jp/

◆スタディプラス株式会社 概要
● 所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階
● 代表取締役:廣瀬高志
● 事業内容:学習管理アプリ「Studyplus」、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」、電子参考書プラットフォーム「Studyplusブック」の運営
● 設立:2010年5月20日